Works メタバース・スマートシティ バーチャル秋葉原 メタバース空間

CLIENT : 大日本印刷株式会社

2022年4月4日にオープンした「バーチャル秋葉原」のメタバース空間を制作しました。
PC用のアプリやVRゴーグル、Webブラウザを通じて、世界中のどこからでもいつでも秋葉原の魅力を楽しむことができます。

 

 

 

 

3D都市データをベースにしたリアルな街並み

「バーチャル秋葉原」のメタバース空間は、当社の3D都市データをベースに、イラストレーター / デザイナー / 映像クリエイターとマルチで活動する、KEIGO INOUE氏のデザインによる世界観のビジュアルを反映して制作。
メインストリートの一つ、中央通りの万世橋から明神下交差点までのエリアや「神田明神」を、秋葉原ならではの未来感・エンタメ感あふれる空間として再現しました。

 

 

 

オンラインでの動作の快適性と高精細なビジュアルの両立

オンラインコンテンツとして不可欠な操作の軽快性・データの軽量化、そして高度な没入感を実現する高精細なビジュアルという、通常であれば相反する要素を、当社のノウハウにより両立を実現しました。

 

 

会場内でのイベント開催や複数プラットフォームへ対応する拡張性

会場内では、商品等の陳列ができるバーチャルショップからECサイトへ誘導して購買につなげる仕組みを実装。また期間限定のイベント開催も可能となっています。
より多くのユーザーにご利用いただけるよう、複数のVRプラットフォームにも対応し、各プラットフォームが規定する仕様に応じた最適化を行っています。

 

「バーチャル秋葉原」の詳細や、会場へのエントリーは以下の公式サイトをご覧ください。

バーチャル秋葉原 公式サイト
https://www.virtual-akihabara.com/

当社は、3D都市データをベースとし、企業や自治体の課題解決やDX推進、エンタメ利用によるデジタル空間での新たな顧客体験を提供しています。
これまで培ってきたノウハウを活用しさらに推し進めていくことで、3D都市モデルの利活用領域において、今後も引き続きサービスの充実化に取り組んでまいります。

コンテンツデザイン開発グループ
リアルタイムチームリーダー
長野 結城

今回のメタバース空間制作は、当社が所有する「REAL 3DMAP TOKYO」という
3D都市データを使用しました。
現実の秋葉原で町並みの撮影を行い、それを REAL 3DMAP TOKYO にテクスチャとして貼り付けたものが
空間ベースになっています。
3Dデータの中でも都市データは現実との整合性やエリアの広さ・緻密さなど特殊な要素が多々あり、
取り扱いやコンテンツ制作の面でさまざまなノウハウが必要となります。
長年3D都市データを取り扱ってきた当社ならではのノウハウを活用し、
高度な空間構築を実現できたと思います。
 

credit

Project Manager:Toshihiro Tsunaki
Creator : Yuki Nagano / Kaoru Hitotsuyanagi / Makoto Ichinohe / Chihiro Hiraga