2025年3月予定の正式オープンを待つ、鳥取県倉吉市の鳥取県立美術館。
正面エントランス奥の壁に設置された大型サイネージで表示するコンテンツの制作をキャドセンターが担当しました。
来館者がアートを身近に感じられるアーカイブとして
メインの機能は鳥取県内の美術館及び博物館に所蔵された作品を閲覧・検索できるデジタルアーカイブです。
黒い待機画面に来館者が近づくとスポットライトに作品画像が映し出され、様々な作品がランダムに流れるなかから気になる作品にタッチすることで作品詳細を閲覧できます。虫眼鏡アイコンから、カテゴリや施設、キーワードなどの4種の検索タブによって作品の絞り込みができます。
施設連携による作品情報管理と公開設定に対応
県内の各施設で登録した美術品情報はサーバーで一元管理され、美術館による公開操作でサイネージに表示されます。
各所蔵品を可能な限り美麗に見ていただけるように、モアレを極力抑えるなど画像の見え方に気を配りつつ
表示解像度は時間をかけて調整しました。
最大10名でお絵描きが楽しめるコンテンツ
作品と一緒に流れてくるお絵描きアイコンにタッチすると、お絵描きコンテンツが起動します。
美術館ロゴに使用されている6色からランダムに選択されたカラーで画面に指でお絵描きができます。
隠されたアートを削り出すスクラッチコンテンツ
作品と一緒に流れてくる「?」アイコンにタッチすると、スクラッチコンテンツが起動します。
全面美術館ロゴで埋まったディスプレイから少し離れた位置で両手を動かすジェスチャーで画面がスクラッチされ、隠されたアート作品が現れます。最大3名が同時に体験できる仕様です。