株式会社キャドセンター(東京都港区/代表取締役:藤田 一郎、取締役社長:橋本 拓)は、丸の内周辺の街並みを3DCG で精密に再現した都市データ「街バース」をリリースいたしました。開業から100年を迎えた東京駅周辺(丸の内エリア)の3D都市データを、「アイレベル」(人の目線の高さ)で再現した本データは、ゲームやVR、メタバース空間など、様々なシーンでのご利用が可能です。※提供エリアは、今回の丸の内エリアを皮切りに、順次拡大予定です。
驚異の2桁成長を続ける3Dマッピング・3Dモデリング・3D計測市場
株式会社グローバルインフォメーションの調査レポート「3Dマッピング・モデリング市場:世界の業界動向、市場シェア・規模・成長率・機会・将来予測 (2021年~2026年)」(※1)によると、3Dマッピング・モデリング市場は、2020年に47億9,000万米ドルの規模に到達。その後2021年から2026年の間に17.51%の年平均成長率で推移し、2026年には126億米ドルに達すると予測されています。さらに同社は、今後も様々な産業でモデリングや分析に3Dデータが活用されるとし、研究開発投資の増加が見込まれることから、3Dデリングに欠かせない3D計測市場も2022年の106億米ドルからCAGR8.4%で成長し、2027年には159億米ドルに達すると予測(※2)しています。(「3D計測の世界市場 – COVID-19の影響、2027年までの予測:製品タイプ別 (CMM、ODS、VMM、3D AOI、3D X線・CT) 、アプリケーション別 (品質管理・検査、リバースエンジニアリング、バーチャルシミュレーション) 、提供別、エンドユーザー業界別、地域別」)
※1https://www.gii.co.jp/report/imarc1053254-3d-mapping-modeling-market-global-industry-trends.html
※2https://www.gii.co.jp/report/mama1059277-3d-metrology-market-covid-impact-by-product-type.html
「街バース」の概要
このように3Dデータ市場が拡大する中、株式会社キャドセンターは、「街バース」をリリースいたしました。既存の3D都市データの多くは、現実には存在しない都市であったり、都市を上から見渡す画角で再現されたりすることが一般的でしたが、当社開発の「街バース」は、①現実の都市空間を忠実に再現していること、②都市空間を「アイレベル」(人の目線の高さ)で見られること、の2点を最大の特徴としています。特に、東京駅周辺の3Dデータをアイレベルで再現し、それをゲームやVR、メタバースなどのリアルタイムCG分野のデータフォーマットとして提供することは、日本初の取り組み(当社調べ)と言えます。
この「街バース」は、都市計画、観光、防災のみならず、実際の街を舞台にしたゲーム・VR・メタバース空間の制作など、様々なシーンでの利用が可能です。多くのCG制作会社、ゲーム制作会社、不動産会社、個人クリエイターの皆様にご活用いただくべく、提供データの形式は、UnityやUnreal Engineだけではなく、汎用3Dデータ形式のFBX形式など様々なデータフォーマットに対応します。
「街バース」戦略プライスの設定
構築数百万円という価格で販売していた3D都市データを、「街バース」においては、戦略的なプライシングでの提供を開始します。このプライシングは、現在ゲーム・VR・メタバース市場では個人クリエイターも含めたプレイヤーが多く参加しており、マーケットの市場拡大貢献と、その市場におけるプレゼンスを高めることを目的としています。市場の裾野を広げると同時に、更に色々な企業との共同開発を活発化し、実行の際は追加の値下げを行うことで、より多くの共創を生み出したいと考えています。
<商品概要>
商品名:街バース
定価:50万円(税別)
※サービスの共同開発や実績掲載の承諾、教育を目的としたご利用の場合は、特別価格でのご提供が可能です。ご希望の企業様は、下記のお問い合わせから、お気軽にご相談ください。
※用途をヒアリングの上、ディスカウントの適用ができない場合もございます。予めご了承ください。