建物をリアルな質感では無いものに置き換える 『再生』
増田 隆
Story
核によって破壊された世界。
動物たちがその姿を消しても、なお、生命の息吹は途絶えることなく。
静寂のなか、ここに、再生がはじまる。
Creator’s Voice
当初、建物をモチーフとした新しい表現を目指していましたが、様々な質感に置き換えて検証を重ねた結果、物体の表面を植物で覆う表現が面白く、この表現の方向性で進めることにしました。
モチーフは、自然との親和性や、木の枝にも似た角をもつことから、トナカイを選びました。
最終段階で絵の世界観を再考し、自然界に倣って光源を上に設定するとともに、ライティングを生かしたシンプルな背景に仕上げました。
試作
制作過程
新しい表現手法について
ご覧くださりありがとうございます。
私たちキャドセンターは、クリエイティブ集団として常に新しいモノを創造創作する事を使命として、試行錯誤して
まいりました。
本展示は、そんな私達のスピリッツを表現するべく社内プロジェクトとして制作したものです。
クリエイター達が、通常業務での既成観念をとっぱらい、独自に試してみたかった表現方法を、心に持っている世界観を、
作品として制作する事にチャレンジいたしました。
これらはまだ芽を出したばかりの愛しい作品群です。
今後も、面白い変わった見たことない、そんな作品を生みだせるよう挑戦してまいります。
「新しい表現手法」共同制作者一同