皆さん、こんにちは。
コンテンツデザイン開発グループ リアルタイムチームの中村です。
前回撮影したデータを元に会議室をモデリング!…しようと思っていたのですが、まずはデータの流れをざっくり追ってみたいので、会議室の椅子を試作としてデータ化してみたいと思います。
なんか見落としてる事とかありそうだし。
↓ 前回の記事はこちらです
↑ 前回撮影した椅子のデータです。床や後ろの壁が映りこんでいます。
不要なポリゴンを削除していきます。
最初は大雑把に。細かいところは丁寧に。
上から見たら、脚と座面の角度が合ってないですね…
大体で角度を合わせました。
この状態でGLB形式に変換したところ、容量が想定よりもかなり重い…
データの重さはメタバース空間の重さに直結するので、何が原因か探ってみます。
テクスチャの解像度が高すぎました。8192pxもある上に、使っているのは上半分だけ。
削除した床や壁の分も残っていて、これ実質的に使われてるのは1/4ぐらいなのでは…
残っているメッシュからUVを再展開し直し、テクスチャを書き出しました。
これで無駄な部分が減りました。解像度は一先ず2048pxに設定。
GLBの容量もガッツリ減りました(上:リサイズ前 下:リサイズ後)
…冷静に考えて、メタバース用の椅子1つに4.5MBというのもそこそこ大きいのですが、LiDARからほぼ撮って出しということを考えると、まぁ許容範囲でしょうか…
データをメタバース空間の「DOOR」に持ってきました。
スケール感もいい感じっぽい。やった!
この調子で会議室も構築してみることにします。
続きます!