東京の都市情報をコンテンツ化
“TOKYO”をテーマに、都市の持つ魅力をアートとして表現する体験型アート展『TOKYO ART CITY by NAKED』(2017年6月~9月開催)にてコンテンツ制作を行いました。
キャドセンターは、都市情報を視覚化したコンテンツ『東京俯瞰図』を提供しています。
アート+アカデミック
東京を稼働させるエネルギー源である交通インフラ・電波や人口。
「東京俯瞰図」では、こういった公共データを取得し、そのエネルギーが稼働する様子を3DCGアニメーションで表現しました。
情報ソースとしてGISデータを使い、実際の都市の「動き」を可視化することで、アート作品であることにとどまらず、
同時にアカデミックなコンテンツとなっています。
また、その日の天気によって表示される内容が変化することで、リアルタイムな都市の動きを体感できます。
本コンテンツでは、画面内に6つのアイコンが配置されています。
「交通量」「電車」「人口」「電波」「夜景」「天気」それぞれのアイコンに触れると、各15秒~20秒程度の映像が流れる仕組みです。
大画面に映える16bitカラーの緻密な色表現
本コンテンツは、5.4mx3mのスクリーンに投影する4Kインタラクティブコンテンツです。
東京=「高密度」「スピード感」というイメージを、大画面での高精細なグラフィックで表現するため、
通常の8bitではなく16bitカラーによる緻密な色表現を行いました。
スクリーンとなる壁面の地図グラフィックと、投影するコンテンツの一体感を実現するため、現地での試写を実施。
調整を行うことで、立体模型のように見せることに成功しています。