2019年6月30日(日)、NPO法人「ア!安全・快適まちづくり」主催の総会にて、当社GISグループ空間情報デザインチームリーダー 河原大が講演を行いました。最新のデジタル技術を利用すればどのような防災に役立つ情報を提供できるのか、「デジタル表現における防災情報の捉え方と伝え方 ~CADCENTERの防災分野への取り組み~」と題して発表しました。
津波襲来のシミュレーションや、河川決壊による洪水のシミュレーション等、災害のメカニズムや状況を「見える化」し分かりやすく理解させる防災教育コンテンツ、2Dや3Dのハザードマップや、ARの技術を使って作られたARハザードスコープ®(「天サイ!まなぶくん」)等、防災に役立つ情報を「伝える」コンテンツ、VRによる震災の直前・直後、津波や火災を「体験する」コンテンツ事例を中心に、防災分野におけるコンテンツのあり方、今後の可能性を話し公演後、質疑応答や意見交換も活発に行われました。
今後も「誰にでも」「わかりやすく」的確な情報を提供し、災害リスクを最小限に抑えれるよう、コンテンツ・ソリューションの開発・提供を進めるとともに、こうした講演を通じて防災・減災の一助となるよう努めてまいります。
NPO法人「ア!安全・快適まちづくり」は、 東京東部の荒川と江戸川の間の水に囲まれた低地帯を浸水から守るとともに水に親しむことができる街となるよう、地域の皆様と活動している団体です。浸水と親水すなわち「しんすい」をキーワードに、この地域が「安全で、水と緑と安らぎのある東京一番の街」となることを目指して、新しい街づくりに関する手法の研究、提言、啓発、支援及び助言を行うことを目的とし活動しています。特定非営利法人(NPO)ア!安全・快適街づくり
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